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3 建設工事の請負

3.建設工事の請負

建設業許可(=建設業法)が担当する範囲についての考え方で重要なのが本章の「建設工事の請負」についての理解となります。

 

よく使われますが、いまいち定義が不明瞭な「請負」について本章で見ていきましょう。

 

【 定義 】
建設工事の請負

元請、下請けに限らわず当事者の一方が、建設工事の完成を約束し、相手方がその結果に対して報酬を与えることを約束する契約

 

「請負」に該当するか

例:雇用、委任、建売住宅の売買などは該当しません。

 

「建設工事の完成を請け負う」に該当するか

例:庭木の剪定、調査・点検、電球・部品等の交換などは該当しません。

 

 

許可申請時の建設業種の分類

 

1-2 建設業許可 業種・区分 で前述した通り、建設業許可は2つの一式工事と27個の専門工事に区分され、その業種別に許可を受けることになります。

 

その際、『どの業種で許可を取得するのか』を考えるのに大事な観点が、この「建設工事の請負」についての観点となります。
具体的には、これまでの建設工事の請負状況(又は許可取得後に請負予定の内容)を確認し、必要な業種について許可申請することとなります。

 

間違いやすい点

 

建築一式工事・土木一式工事には注意が必要です。
「一式」という言葉の連想から「各種建築工事や土木工事のすべてをカバーする」というような間違ったイメージを持ちやすいですが、正しい建設業許可上の「一式」の意味するところは、『大規模又は施工が複雑な工事を、原則として元請の立場で総合的にマネジメントする事業者向け』だということを忘れないようにしましょう。

 

 

主たる工事と附帯工事

 

請け負った工事( = 主たる工事 )に伴って発生する工事を「附帯工事」と呼びます。
発注者の利便や請負契約の慣行を基準として、その工事の準備・実施・仕上げ等が一連の工事として施工することが必要であると判断されるものは、この「附帯工事」として、特別に以下の取扱いとなります。

 

重要

附帯工事の請負金額が500万円以上となる場合は以下が必要となります。

 

@その業種の許可を持つ業者に施工依頼する
 又は
A工事現場にその業種の専門技術者を配置

 

 

 

主たる工事として内装工事を請け負った場合に、塗装工事や屋根工事を一緒に請け負った場合

 

→ 一連の工事として施工することが必要であると判断されれば附帯工事となります。

 

パターン1

 

内装工事の請負金額 400万円
塗装工事の請負金額 200万円(附帯工事)

 

 

600万円(500万円以上)の内装工事として、内装工事業許可が必要

塗装工事の許可は不要

パターン2

 

内装工事の請負金額 1,000万円
屋根工事の請負金額 800万円(附帯工事)

 

 

1,000万円(500万円以上)の内装工事として、内装工事業許可が必要

    且つ

屋根工事の許可を持つ業者に施工依頼する、又は屋根工事の現場に塗装工事の専門技術者を配置する

 

 

 

 


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